宮本産業の新しい試み、「使い捨てない紙食器」です。

◆ 「使い捨てない紙食器」とは?

使い捨てない紙食器とは、紙とプラスチックを合わせた、環境に配慮した新しい素材でつくられています。
紙パウダーに樹脂を混錬させており、主原料は「紙」。紙パウダーが主体なので化石資源の使用を削減することができます。
可燃物として廃棄が可能であるため、プラスチック製品と比べて温室効果ガスの排出量も削減できます。また、有毒ガスの発生もないことから、安心・安全な可燃物処理が可能です。
紙だけで作られた食器は、どうしても使い捨てとなってしまいます。プラスチックと合わせることで耐久性が出て、使い捨てることなく、使い続けることが出来ます。プラスチックの利点をプラスした、地球に優しい「使い捨てない紙食器」なのです。

◆ なぜ今「使い捨てない紙食器」なのか?

宮本産業は主にプラスチック製の「近代漆器」を製造販売しております。
私たちがなぜ今、この「使い捨てない紙食器」を作ったかというと、大きく二つの理由があります。
ひとつ目は、プラスチック問題の解決に役立てたいということ。ちょっと大げさかもしれませんが、未来の地球のために出来ることに取り組みたいと考えていたところ、プラスチック素材と紙を原料とする素材を組み合わせる技術と出会いました。この新しい技術を利用すればプラスチックを減らすことが可能となります。
ふたつ目は、新しい素材で私たちも新しい技術を発展させ、販売し、未来の漆器産業につなげるためです。山中漆器は木製からプラスチックへと、時代に応じた技術を積極的に取り入れて発展してまいりました。新しい技術にチャレンジすることで、次世代につながる事業をすすめてまいります。

私たちが作っているのは「未来」です。
私たちといっしょに、「使い捨てない紙食器」を通して、未来のために一歩踏み出してみませんか。